ゲイリー助川エッセイ集

気まぐれにエッセイを書き綴ります♪

赤福に会いたい男 ―初めて歌詞を書きました―

 ここ数日無性に赤福が食べたくてウズウズしている。

なぜ?と言われても「食べたいから」としか返答はできないわけで、自分でも突如発症した「突発的赤福症候群」とも言うべき状況に困惑しているところだ。

 赤福をよく見かけるのは、売店の横や入り口あたりに当然のように鎮座している姿で、その場では絶大なる存在感というわけでない。ただ、突如として「あの〜」と声をかけられるように僕に呼びかけてくる時がある。こうなるとあの味を知ってしまっている以上、口が赤福の口になってしまって食べる以外に止めようがない。あの歯にくっつくあっさりとしたこしあんの粒子と、弾力のある餅のハーモニーを頭の中で描いてしまうのだ。

 ところが今新型コロナウイルスの影響で百貨店はおろか、売店までも閉まっている状況で、買う手段は通販しかない。送料を見るともうひとつ赤福を買えるくらいの値段で、それなら何とか我慢して、緊急事態宣言開けの開店に期待しようと思っている。

 それにしても、赤福を求めすぎて、でも手に入らなくて、世間的にも外出も自粛しろといういろんな苦が重なっていて少々頭の配線も狂い出したんだろう。この状況をテーマに歌詞を書いてしまった。人生で初めて書いた歌詞である。誰か有名ミュージシャンあたり曲をつけてくれないだろうか。それに便乗してなんて・・・グヘヘヘ・・僕なんてそんな人間だ。

 

あれからどれ程の月日が流れたのか
カウンターで夜を明かし
二日酔いで泣いた

空気がそこにあるように
ただそこにアナタはいた
別に気にもしなかったけど
ため息ばかりで今アナタが離れない

stay home let's be with your happiness
そうさアナタを連れて帰れたら
stay home let's be with your happiness
そうさ楽しい瞬間(とき)が始まる
stay home let's be with your happiness
たとえ扉の向こうが嵐としても
stay home let's be with your happiness
白も黒も大好きさ

3つの季節は流れて髪は銀色に
こんなときがくるなど
誰も知りはしない

ありふれた日常が
崩れていく瞬間(とき)
こんなときにどうして
アナタに早く会いたいよ

stay home let's be with your happiness
そうさこの辛さが過ぎされば
stay home let's be with your happiness
きっと輝くアナタに出会える
stay home let's be with your happiness
夢とか愛とか詰まった
stay home let's be  with your happiness
アナタといつも過ごしたい

あの時代この時代 想いはそれぞれ違うけど
アナタは変わらず受け継がれていく
赤い服来た少女たちがいつも笑顔でいてるよ

 

stay home let's be with your happiness
そうさアナタを連れて帰れたら
stay home let's be with your happiness
そうさ楽しい瞬間(とき)が始まる
stay home let's be with your happiness
たとえ扉の向こうが嵐としても
stay home let's be with your happiness
白も黒も大好きさ


stay home let's be with your happiness
stay home let's be with your happiness・・・